矯正歯科治療とは

歯を無理なく動かし、よい咬み合わせを求めます。

・歯の動くシステム

なぜ、歯が動かせるのか.歯とその周囲の歯槽骨との間には、繊維富んだ歯根膜という組織があります。動かし難い歯に、矯正装置で動かしたい方向に弱い力を加えてこの歯根膜を圧迫すると、そこに骨を吸収する細胞ができ、歯はゆっくり動くのです。つまり歯が歯槽骨の中で動くのは、自然のメカニズムであり、これを上手に活かすと、矯正装置をつけて弱い力を加えることで、歯を無理なく目的の場所に動かすことができるのです。

ですから矯正歯科治療とは、一言で言うと「矯正装置と歯が動くメカニズムによって、歯を少しずつ動かしたい方向に移動させ、よい咬み合わせときれいな歯並びを作る治療」でしょう。

・もし、美しさだけを求めるなら

見た目の悪さを治したいという理由が圧倒的多数です。

悪い歯並びが及ぼす健康への影響が認識されるようになった結果、機能面の不都合を治療したいという希望が、どんどん増えてきているのは事実です。見た目の改善だけが治療の目的なら、比較的短時間でできます。例えば歯が出ているのを治したいというとき、歯根を残して歯冠部を切ってしまい、差し歯にする審美的な治療法もあるでしょう。しかしこの方法では歯根部に不自然な力が加わるため、はの寿命が短くなることもあります。

それらは、矯正歯科医が目指す、歯そのものを大切にする治療とは根本的に異なります。咬み合わせ全体から治して、きれいな歯並びを実現したいと考えているのです。

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