水道水フッ素化

WHO(世界保健機関)は12歳児の永久歯DMF3本という目標を立てた。当時、どの国も4本台から10本台で、日本は5.9本だから、むしろ低いほうだつた。しかし、その後は外国に追いぬかれる一方で、いまやドンジリ。日本を除き、ほとんどの国が目標を軽く突破した。厚生省は目標づくりの会議に参加したくせに、びりつけつの事実をなんとも思っていないようだ。フッ素洗口は新潟県以外でも導入されているが、ほんの散発的で、例えば東京都は幼稚園一か所が行っているだけだ。大阪にいたっては皆無である。 ロサンゼルスは、50年代から60年代にかけて、全米主要都市がぞくぞく水道水フッ素化に踏みき った動きに立ち遅れた。紆余曲折を経て30年の遅れを挽回、やっと実施にこぎつけたわけだ。