歯の仕組み

毎日かならず使う器官でありながら、歯についてきちんと知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

まず永久歯は、全部で三二本あります。そのうち前歯が一二本、奥歯が二十本あり、この中でさらに細かい名称に分けれらます。ちなみに、子どもの乳歯は二十本です。

次に、歯一本の構造を見てみましょう。歯肉のうえに出ている、外から見える部分は、歯冠部といいます。歯冠部は、表面から順に、エナメル質、象牙質、歯髄という組織に分かれます。エナメル質と象牙質の大部分は無機質分です。その下の歯髄には、繊細な神経や血管がかよっています。治療で、「神経を抜く」という表現をよく聞くかと思いますが、これは、この歯髄を除去することをあらわしています。

そして、歯肉のしたには、歯冠と同じくらいか少し長いくらいの歯根部とよばれる部分がうまっています。

一本一本の歯の周りには、歯をとりまく組織があります。これを歯周組織といい、次の四つに分かれています。まずは、歯を支えている骨である歯槽骨、歯根の象牙質をおおっているセメント質、セメント質と歯槽骨を結ぶ線維性の組織である歯根膜、そして、これらをおおっている歯肉です。

専門家でなくても、こういった知識をもっていれば、日々の歯のセルフケアに有用であるので、通院している歯科医院できけば、歯科医師や衛生士さんがさらに詳しく説明してくれるかと思います。