含み益は利益に入らない?

外貨両替が順調にいっていると、利益が膨らむ場面が出てきます。 特にネットで取引している場合はリアルタイムで現在の利益=含み益が表示されるため、 自分の読みが当たっていれば、どんどん数字が増えていきます。

これを見て「予想どおりの値動きをしてる。この調子でどんどん増えてくはず」と、 現時点での数字だけ見て喜ぶのはまだ早いです。 このとき表示されているのはあくまでも含み益であって、実際の利益ではありません。 外貨両替の相場は絶えず変動しているため、一時的に読みどおりの展開に進んでいたとしても、いつ反対方向に動くか分かりません。 上がったり下がったりしながら動いていくわけですが、確定するまでは実利にはならないと言って良いでしょう。

せっかく意図したように含み益が出ていても、数分で一気に反対方向に動くことも実際あります。 「ほんの3分前まではあんなに利益が出てたのに。もったいないから戻るまで待つ」なんて言ってる間に、あれよあれよと逆方向に。 プラスのうちに決済できれば良いものの、なかなか決断できずにマイナスになってから損切りをする事態になってしまっては大失敗です。

そうならないようにするためには、一時的な含み益で判断せず、ある程度の利益が見込める場合は利確(利益の確定)をするのがベストと言えます。 もちろん利確した後にそのままの方向で動き続けることもあるので、「もうちょっと待ってれば良かった……。」という場面もあるかもしれません。 しかし確定した利益はなくならず、確実に手元に残るため安心できるのではないでしょうか。 外貨両替の取引をする際は、含み益で満足せずにしっかりと利確して着実に増やすのが賢い方法と言えます。