かむと頭がよくなる?

歯は、脳と深い関連があります。

ある小学生におこなった調査では、虫歯がない、または歯科医院に通って治療をしている生徒にくらべて、虫歯を治療せずに放置している生徒のほうが、全体的に成績が悪く、集中力も欠けるという結果があります。

実は、かむという行為が、脳を活性化させることが、さまざまな研究から明らかになっています。かむ運動が脳の血流を刺激し、血液循環をよくして大脳の働きをよくするためだといわれています。

ところが、虫歯があると、十分にかむことができないために、脳に刺激が伝わらないのです。

かむことができなくなると脳の働きに影響が出てしまうというのは、認知症にかんする調査からもあきらかになっています。健康な人と、認知症の疑いのある人とでは、歯の残存数に顕著な差があることが、ある研究からわかったのです。

逆に、歯科医院で歯を治療したり、入れ歯を作って、よくかむことができるようになったことで、記憶力が回復した、というケースもあります。

年をとっても、健康的によくかむことのできる生活を送るためにも、歯科医院で習慣的な歯のメンテナンスをおこなうことが大切であるといえます。